== てーまそんぐ:JJさんが歌う、妙〜にあの有名な4人組っぽい編曲のおりじなる♪ ==
== びーじーえむ:いかにも昔ばなし風 ==
むかーし むかしのことじゃった〜。
ある山のふもとに 「いじぇ太郎」という 浄瑠璃語りがおったそうな。
いじぇ太郎は、ひとりこつこつ「音源餅」なるものを創っては 近所の人に配り
「おぉ!これは面白い」と たいそう喜ばれておったそうな。
年貢の取り立てが厳しい この村にとっては
それだけが、唯一の楽しみだったようである。
伝わりづらいが人の良い いじぇ太郎は
「みんながこんなにも笑顔になるなら、もっともっと いろんな味の音源餅を創ろう!」
と、またこつこつと取るものも取り、食べるものも食べ、快眠有休で
どことなーく、南蛮渡来の香りのする音源餅創りに 精を出しておった。
かくして、評判は村中に広まり
そのうち、噂を聞きつけた いくつかの庄屋や音問屋たちが
「これは、商品化して 大儲けせねば!!」
と、こぞっていじぇ太郎に近づき
ある者は
「田畑と鳥を与えよう」 (*すみません!ここ声が割れてて聞き取り自信なし:涙)
またある者は
「都へ出て、家と、金と、米を用意しよう」
または
「純白のめるせです♪ ぷーる付のまんしょん♪」 (*はま●ょーのお金持ちの歌)
などと、あの手この手で いじぇ太郎を取り込もうとしておった。
いじぇ太郎は「自分が稼いだお金で、村人の暮らしが良くなるなら」と
意気揚々と とある庄屋の家を訪ねた。
ところが・・・
「あの音源餅なるものは、えげれすのかぶとむし饅頭にそっくりじゃ!
あんなものを売ってしまっては、我が越後屋の名折れ。
もう二度と、あんなものを創るのではないぞ!」
と、急に突っぱねられたのだった。
ほかの問屋もあたってはみたが、どこも同じような始末。
音源餅を楽しみにくれた 村人たちの顔を思い浮かべ、困り果てたいじぇ太郎は
「この國のどこかにはきっと、音源餅の良さを分かってくれる仲間がいるはず。
村人に笑顔が戻るなら、その仲間を探そう!」
と、腰袋にいくつかの音源餅を入れて 旅に出ることを決意したのであった。
そして、夜が明けた。
== びょんびょんびょんびょん びょんびょんびょ〜〜ん♪ ==
「よーし! 早速今日から 仲間を探す旅に出よう。行ってきま〜〜す!」
== びーじーえむ:いかにもてくてく歩いてる風の「おーる あい にーど いず 百年後」 ==
すると、玄関を出るや否や。あず・すーん・あず・ぽっしぶる。
甘いものに目が無さそうな男が、黙ってじーーっとこっちを見ている。
「なんね? 何か用ね?」
『ん↗︎?』
「迷子ね? 迷子にしちゃぁ老けとるね?」
『んー↘︎。。。。』
「どげんしたと? 何か言いたいことあるとね?」
『んー↘︎。。。。。。。。』
「いや、ん〜しか言わんやん」
『。。。。餅ば。。。。餅ば持っとろ?』
「いや、持っとーけど、これは駄目ばい。これを持って今から仲間を。。。。
(!)何で餅持っとーの知っとーと?」
『ここから甘いにおいがしてきて。俺、鼻だけはいいけんね』
「いや、そりゃ知らんけど。そうね、ご近所さんやったったい。
そりゃ、見た目だけで怪しんで すまんやったねー」
『いや。佐世保村』
「遠っ! どんだけ鼻がいいんよ! 犬か!? もしくは さんこんの鼻ばーじょんか!?
でもこれは駄目ばい。何個かしか持ってないし
これを持って、今から俺は 仲間を探す旅に出るっちゃけん」
『んー↘︎。。。。。。。。』
寂しそうな声で力無くうなづき、変わらず黙ってじーーっとこっちを見ている男を見て
伝わりづらいが人の良い いじぇ太郎は
「ちなみにあんた、何か特技はあるとね?」
『餅なら、俺は二本のばちでこねきる』
ん?
餅がこねれるなら、この先またたくさんの人たちに 音源餅を分け与えてやれることができるのではないか?。。。。
確かに、袋の中の餅は 数えるほどしかなかった。
約7分ほど考えた いじぇ太郎は、訝しげに
「あんた、俺の仲間になるね?」
『んー! 餅食いたい!』
この時から既に、質問と答えの内容が違うことに違和感を感じた いじぇ太郎だったが
旅は道連れとも言うし、一人よりは二人の方が楽しい旅になるだろうと思った いじぇ太郎は
「あんた、名前は何ね?」
『さて吉』
「さて吉かー。じゃあ、さて吉には名前を尋ねたけん、この餅ばやろう。
そちの名は!」
== 「あい・わな・こーる・ゆあ・ねーむ」ふるこーらす ==
こうして、さて吉が仲間に加わった。
== ぴあのそろ(お開き) ==
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